根管治療の難易度(抜髄と感染根管治療)|大阪府豊中市の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

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歯科コラム

根管治療の難易度(抜髄と感染根管治療)|大阪府豊中市の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

根管治療の難易度(抜髄と感染根管治療)

根管治療の難易度(抜髄と感染根管治療)

こんにちは。豊中市緑地公園の歯医者(歯科医院)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。

今回は、根管治療の難易度についてお話いたします。

 

初めての根の治療か?それとも再治療か?

根管治療は、様々な手法を用いて根管の中を綺麗にする治療です。

その難易度は、根の中を触るのが初めての治療なのか、過去に治療を受けたことがあるのかで大きく異なります。

 

一般的に、根の治療は抜髄と感染根管治療に大きくわけられます。

抜髄:初めて根の中を触る治療

感染根管治療:過去に治療を受けたことがある歯の再治療

ただし、この分け方は日本独自のもので、海外では少し異なります。

 

海外では根管治療を大別すると、以下のようになります。

初回治療(Initial Treatment):初めて根の中を触る治療

再治療(Re-Treatment):過去に治療を受けたことがある歯の再治療

どうでしょうか。海外の方がなんとなくイメージがつきやすいかと思います。

 

難易度は再治療(感染根管治療)の方が高い

過去に一度治療を受けている歯は、どのような治療を受けていたかでも難易度は異なります。

特に、大きく削られていたり、本来の根管の道筋から逸脱している場合、治療の難易度は上がり、それに伴い成功率は低下します。

再治療(感染根管治療)は、初回治療(抜髄)と比べると10%ほど成功率は低いとも言われています。

 

重要なのは、”初めて根の治療を受けた時にしっかりとした治療をできるかどうか”です。

特に、ラバーダム無しで治療を受けた場合、根管内に唾液による感染が起こり、治癒しない可能性が高くなります。

初回治療の成功率も決して100%ではありませんが、何度も治療を繰り返すことは、本来あまり望ましい状況ではありません。

治療を繰り返せば繰り返すほど、残った歯質は薄くなり、将来歯根破折(歯が割れること)が起こり、抜歯になるリスクが上昇します。

 

治療を繰り返しているがよくならない、過去に治療を受けた歯が再発した、という時は、その歯が残せるのか抜歯になるのかの大きな岐路に立っているといえます。

歯が残せるか心配、何とか自分の歯を残したい、治療にかかっているが治らない、とお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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