神経を取ると歯がもろくなるのか|大阪府豊中市の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

〒561-0872 大阪府豊中市寺内2丁目13-1 緑地ステーションビル1F
Tel. 06-4867-4850
Tel. 06-4867-4850
WEB予約
ヘッダー画像

歯科コラム

神経を取ると歯がもろくなるのか|大阪府豊中市の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

神経を取ると歯がもろくなるのか

神経を取ると歯がもろくなるのか

こんにちは。豊中市緑地公園の歯科医院(歯医者)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。

前回は、歯の根の治療後のかぶせものについてお話いたしました。

今回は、歯の根の治療による歯の物性の変化についてです。

 

神経が無い歯=枯れ木のようにもろい?

歯の神経を取ると、中の水分がなくなり、もろくなってしまうという話を聞いたことはありますか?

実はこれは、我々歯科医師同士でもとてもよく聞く話です。

結論から申し上げると、”神経を取っても歯はもろくならない”といえます。

 

歯のもろさ=水分の含有量

歯のもろさとは、歯に含まれる水分の量に影響されます。

1990年のとある研究では、神経がある歯とない歯の内部水分量を計測したところ、両者の水分含有量の差はわずか2%以下だったと報告しています。

つまり、歯の内部の神経を取っても、歯そのもののもろさ(や硬さ)に変わりはないということが証明されています。

 

歯の根を取った歯が割れるのは、歯を削ったから

では、根管治療を行った歯が割れやすいのはなぜか。

その理由は、これまでのブログでもお伝えしたように、根管治療を行うにあたり、歯の内部を一定量削る必要があるからです。

しかし、近年では根管治療に使用する材料の進歩によって、できる限り歯を削らずに治療できる方法が広まっています。

当院でも、マイクロスコープ等の様々な機器を取り揃え、歯を残すためにベストな環境で治療にあたっています。

歯を抜かずに自分の歯を残したい方、他院で歯を抜かないといけないと言われた方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

根管治療のご案内はこちら

 

〔 歯 残す 治療法 マイクロスコープ ラバーダム 豊中 歯科医院 〕

TOP