根管治療コラム

こんにちは。豊中市緑地公園の歯医者(歯科医院)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。

今回は、根管治療を行う時の湾曲根管(曲がった根っこ)の対処法についてお話いたします。

歯の根はまっすぐではなく曲がっていることが多い

根管治療は、細い器具を使って根の中を清掃する治療です。

そのため、根の形によって、難易度が大きく異なります。

  • 直線的な根管→治療難易度:低い
  • 湾曲している根管→治療難易度:高い

特に、フックのように先端で”キュッと”曲がっていると、根の治療の難易度は大きく上昇します。

術前の歯科用CTにより難易度は予測可能

通常のレントゲン写真とは異なり、CT画像は3次元的に歯の根の形を評価できます。

ある程度湾曲が予測される場合、その難易度をはかるためにも術前のCT撮影はとても有効です。

湾曲している歯の根の治療の注意点

湾曲に対して的確なアプローチができないと、以下のような問題につながります。

  • 本来の根の方向とは異なる方向に器具が進む
  • 細菌が生息している部分まで綺麗にできない
  • 治療で使う器具(ファイル)が折れる

特に、3つ目のファイルの破折は、どれだけ注意していても一定の確率で起こりえます。

しかし、術前に状態を把握し、注意深く治療を行うことで、ファイルの破折が起こる確率は下げることができます。

ニッケルチタンファイルを使うことで、湾曲した根管の治療も可能に

根管治療に使う器具は、年々進歩しています。

特に、ニッケルチタンファイルとよばれる根の中を綺麗にする器具は、より湾曲している根管に追従し、破折もしにくいものが登場しています。

髙井歯科クリニックでは、根の形や歯の状況に合わせて3種類のニッケルチタンファイルを使用しています

当院では、状況に応じて器具を使いわけています。

それによって、より効率的に、より安全に治療を行うことができます。

根管治療にかかる回数は、できるだけ少ない方が理想的です。

出来れば2回、少なくとも3回で根管治療を終えることが、根の内部への細菌感染を防ぎ、また患者様の負担を軽減することにもつながります。

監修者情報

院長 髙井 駿佑

経歴

  • 2007年 県立宝塚北高等学校 卒業
  • 2013年 国立鹿児島大学歯学部 卒業
  • 2014年 大阪大学歯学部附属病院 総合診療部 研修修了
  • 2016年 医療法人晴和会うしくぼ歯科 勤務
  • 2019年 医療法人晴和会うしくぼ歯科 副院長 就任
  • 2023年 髙井歯科クリニック 開院

資格

  • 日本歯内療法学会 専門医
  • 米国歯内療法学会 会員
  • 日本外傷歯学会 認定医
clinic

〒561-0872
大阪府豊中市寺内2丁目13-1 緑地ステーションビル1F

06-4867-4850 WEB予約