背景と経過
歯の違和感を主訴に来院されました。
神経の状態を検査したところ、歯の神経は壊死しており、根管治療が必要な状態でした。
また、歯ぐきも腫れており、歯周ポケットも深いため、エンドぺリオ病変という根の問題と歯周病の問題が併発していました。
根管治療は2回で完了し、それに伴い深いポケットも消失し、健康な歯周組織へと戻りました。
治療後4年以上が経過していますが、再発もなく良好な状態を維持しています。
症例紹介



エンドぺリオ病変(根の問題と歯周病の問題が合わさった状態)は、まずは根管治療から行うというルールがあります。今回のケースでも、根管治療を開始し、わずか数週間で10mm以上あった歯周ポケットは3mmと正常な状態に回復しました。
治療詳細
| 主訴 | 数週間前から歯に違和感がある |
| 治療内容 | 左下大臼歯の精密根管治療 |
| 治療期間 | 2回(2週間) |
| 費用 | 187,000円(税込) |
| リスク・副作用 | 根管治療後には、痛みや腫れが起こる可能性があります。 症状の軽減には数か月の期間が必要な場合があります。 根管治療を行った歯は、歯の破折(垂直性歯根破折)のリスクが高まります。 |
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執筆・監修者情報 髙井歯科クリニック 院長 髙井 駿佑Shunsuke Takai 根管治療(歯の神経の治療)を専門とし、マイクロスコープとラバーダム防湿を用いた精密根管治療を2,000件以上担当。大阪大学歯学部附属病院での研修後、医療法人晴和会うしくぼ歯科で副院長を務め、2023年に髙井歯科クリニックを開院。日本歯内療法学会専門医として、歯科医師向けセミナーの講師や専門誌・書籍の執筆も行っています。 経歴 資格 本記事は、髙井歯科クリニック 院長・髙井 駿佑(日本歯内療法学会 専門医)が執筆・監修しています。記事の内容は診療ガイドラインや学会発表・論文等をもとに作成していますが、症状や適切な治療方針には個人差があります。気になる症状がある場合は、自己判断せず歯科医院にご相談ください。





