虫歯がひどくて歯医者に行くのが恥ずかしい？迷わず今すぐ治療すべき理由

『虫歯がひどすぎて歯医者に行けない…』
『口の中を見せるのが恥ずかしい…』

そんな理由で歯科医院から足が遠のいてしまっていませんか？

実は、当院を受診される方のなかにも、「長年放置してしまった」「久しぶりに歯科医院へ行ったら抜歯と言われた」といった不安を抱えてご来院される方が少なくありません。

髙井歯科クリニックでは、根管治療を専門に行う歯内療法学会の専門医が、マイクロスコープやCTを用いた精密な治療を行っています。

どんな状態でも、歯を残す可能性がないかまず考える、それが当院の基本姿勢です。

このページでは、「虫歯がひどくて歯医者に行くのが恥ずかしい」と感じている方へ向けて、歯科医師が実際にどう思っているのか、重度の虫歯の治療内容や注意点、当院の対応方針などをわかりやすくご紹介します。どうぞ、最後までご覧ください。

虫歯がひどすぎて恥ずかしい…と悩む方は少なくありません

虫歯が進行しすぎて口の中を見せるのが恥ずかしい。歯科医院に行きたくても、つい先延ばしにしてしまう。そういった不安を抱える方は、実際には少なくありません。

髙井歯科クリニックでも、「何年も治療を受けられなかった」「抜歯と言われたが何とか残したい」といったご相談を数多くいただいています。ですが、私たちは現在の状態を責めたり、無理に治療をすすめたりすることはありません。今の状況を丁寧に確認した上で、どのような選択肢があるかをご提案することを大切にしています。

虫歯は進行性の疾患であり、自然治癒は期待できません。放置するほど治療の難易度は上がり、最終的に歯を失うリスクも高まります。だからこそ、悩みを抱えた段階で行動を起こすことが大切なのです。

不安を抱えたまま我慢を続けるよりも、まずは専門家に相談するところから始めてみてください。

恥ずかしいと感じる理由と、歯医者がどう思っているか

虫歯の治療は歯医者の仕事なので、そもそも患者様が「恥ずかしい」なんて思う必要はないはずです。

とはいえ、当院にいらっしゃる患者様にも、恥ずかしいとおっしゃる方がおられます。お話しを伺っていると、きっとこんな理由で「恥ずかしい」と感じているのだろうな、ということがわかってきました。

歯医者に見られるのが怖い・申し訳ないという心理

「ここまで悪くなるまで放っておいてしまった」ことに恥ずかしさを感じたり、「きっと怒られるのではないか」という思いが強くて、歯科医院から足が遠のいてしまう方も少なくありません。

さらに、忙しさや過去の治療への恐怖心が積み重なった結果、「今さら歯医者に行っても遅いのでは」と感じてしまう方もいます。実際にこういった背景で、治療のスタートがかなり遅くなってしまう患者様が非常に多いです。

普段から重度の虫歯を見ているので、歯科医師は気にしていません

患者様にとっては「人に見せられないほど悪い状態」と感じるかもしれませんが、歯科医師にとっては、重度に進行した虫歯も日常的に扱う症例のひとつです。

とくに根管治療を専門とする当院には、長年放置されていた虫歯や、他院で抜歯と診断されたケースなど、いわゆる「難しい症例」が多く集まってきます。そのため、どれほど進行していても驚くことはありませんし、患者さまを責めるようなことも一切ありません。

歯科医師として私たちが重視しているのは、「なぜこうなったのか」ではなく、「これからどうすればその歯を残せるのか」です。

虫歯がひどくなってしまった背景には、仕事や育児で時間がとれなかったり、治療に対する不安があったりと、さまざまな事情があることを理解しています。

大切なのは、今の状態を正確に診断し、適切な治療に進むことです。どのような状態であっても、まずは冷静に口腔内を確認し、治療の可能性を探っていきます。

放置された虫歯が招くリスク

恥ずかしい、治療が怖いという理由で虫歯を放置してしまうケースや、「まだ痛くないから」と放置してしまう方は少なくありません。

しかし、進行した虫歯はやがて歯の内部や根の先にまで影響を及ぼし、取り返しのつかない状態へと進行するおそれがあります。

ここでは、放置された虫歯がもたらす主なリスクについて解説します。

虫歯を放置するとどうなる？

虫歯を放置してしまうと、以下のようなリスクがあります。

• 虫歯が神経に達して痛みに悩まされる
• 歯の根や周囲の組織に感染が及ぶ
• 抜歯に至る

以下で一つずつご説明します。

神経まで到達して激痛に悩まされる

虫歯が象牙質を越えて歯の神経（歯髄）に達すると、炎症が起こり「歯髄炎」となります。この段階では、冷たいものや甘いものだけでなく、何もしていなくてもズキズキとした激しい痛みに悩まされるようになります。

一度炎症が起こった神経は、自然に回復することはなく、多くの場合は神経を取り除く「根管治療」が必要になります。早期であれば神経を残せる可能性もありますが、強い痛みが出ている場合には治療の選択肢も限られてしまいます。

歯の根や周囲の組織に感染が及ぶ

神経が壊死すると、細菌が根の先まで進行し、顎の骨や周囲の歯肉にまで炎症を広げていきます。この状態になると、根の先に膿が溜まり、歯ぐきが腫れたり、顔が腫れたり、歯ぐきから膿が出たりすることもあります。

炎症が慢性化すると、痛みを感じにくくなる場合もありますが、それは治ったわけではなく、静かに感染が進行している状態です。

放置を続ければ、さらに広範囲に感染が広がり、歯を支える骨にまで影響を及ぼすため、抜歯以外に手立てがなくなることもあります。

抜歯に至る

虫歯が長期間放置されると、歯質がどんどん失われ、最終的には歯冠（歯の上部）が崩れ落ちるほど脆くなります。歯ぐきの中にわずかな根だけが残った「残根状態」では、被せ物などによる補綴も難しくなり、多くの場合は抜歯が適応となります。

また、残った根の部分が割れたり膿んだりを繰り返したりすることで、周囲の組織への悪影響も無視できません。例えば周囲の歯が悪くなればブリッジなどの治療が難しくなりますし、骨が溶けてしまうとインプラントを埋入することも出来なくなります。

こうした状態になる前に、できるだけ早く専門的な治療を受けることが重要です。

虫歯が進行していても、多くは治療が可能です

虫歯が重度に進行してしまった場合、「もう手遅れではないか」と感じる方も少なくありません。

しかし実際には、見た目以上に歯を残せるケースは多く存在します。

まずは現在の状態を正確に把握することが治療の第一歩です。レントゲンやCTを用いた診査・診断を通じて、歯の内部や周囲の骨の状態を詳しく調べ、治療の可否を見極めていきます。

また、歯科医療はここ十数年で大きく進歩しており、かつては抜歯しかなかったようなケースでも、精密な根管治療や特殊な保存処置によって歯を残せる可能性が広がっています。

ここからは、「残せる歯」と「抜歯が必要な歯」の違いや、当院で行っている根管治療の方針についてご紹介していきます。

残せる歯と抜歯が必要な歯の違い

虫歯が進行している場合でも、すぐに「抜歯しかない」と決まるわけではありません。歯の保存が可能かどうかは、残っている歯質の量や歯の根（歯根）の状態によって判断されます。

たとえば、歯ぐきの中にしっかりとした根が残っている場合や、破折・重度の炎症が起きていない場合には、根管治療を行うことで歯を残せる可能性があります。一方で、歯根が割れていたり、歯を支える骨が大きく溶けていたりする場合、あるいは歯ぐきの中深くまで虫歯が進んでいる場合には、残念ながら抜歯が必要になるケースもあります。

歯を残すかどうかは見た目だけでは判断できず、レントゲンやCTによる精密な診断が欠かせません。当院では、まず歯を残せる可能性があるかを正確に見極めたうえで、治療方針をご提案します。

根管治療で歯を残せる可能性が高いケースも

歯の神経が死んでしまった場合でも、歯根に感染が広がっている場合でも、適切に根管内を清掃・消毒し、再感染を防ぐ処置ができれば、歯の機能を維持することは十分に可能です。

髙井歯科クリニックでは、日本歯内療法学会の専門医がすべての根管治療を担当し、マイクロスコープやCTを活用した精密な自由診療の根管治療を行っています。難症例にも対応できる体制が整っているため、以下のようなケースでも当院で治療した結果、歯を保存できたというケースは少なくありません。

• 骨が大きく溶けているので抜歯しかない
• 根が先の膿が治らないから抜くしかない
• 虫歯が大きく残せない

「もう無理だろう」と諦める前に、一度ご相談ください。抜歯せずに済む道が残っているかもしれません。

髙井歯科クリニックの治療方針とサポート体制

虫歯の進行具合や不安の大きさは人それぞれですが、当院ではどのような状況であっても、まずは丁寧にお話を伺うところから始めています。

ここでは、歯を残すことにこだわる当院の治療方針や、患者さまの気持ちに寄り添うサポート体制についてご紹介します。

他院では抜歯といわれた歯でも残せる可能性があります

歯科医院で「抜歯しかない」と言われたとき、多くの方は治療の選択肢がもうないと思い込みがちです。

しかし、診断や治療方針は医院ごとに異なるため、別の視点で見れば保存可能な歯であることも少なくありません。

髙井歯科クリニックでは、日本歯内療法学会の専門医が在籍し、精密な根管治療を専門的に行っています。通常の保険診療では使用が難しいマイクロスコープやCTなどの機器を用い、自由診療の枠の中で最大限歯を残す治療を追求しています。

とくに、過去に治療した歯の再感染（再根管治療）や、複雑な根の形をもつ歯など、一般的には抜歯を選択されやすい症例に対しても、可能性がある限り保存にチャレンジしています。

一度当院の精密な診査・診断を受けてから、判断されることをおすすめします。

恥ずかしさや不安に寄り添ったカウンセリング

虫歯がひどくなってから来院される方の多くが、「もっと早く来ればよかった」「こんなにボロボロで申し訳ない」といった気持ちを抱えておられます。

そうした心理的なハードルの高さが、さらに受診の遅れを招いてしまうことも少なくありません。

髙井歯科クリニックでは、治療以前にまず患者さまの気持ちを丁寧に受け止めることを大切にしています。カウンセリングの段階で、治療への不安やこれまでの経緯をしっかりと伺い、その上でベストな治療方法をご提案します。

また、「怒られるのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、私たちは患者様を責めたりは致しません。患者さまご自身がご来院という一歩を踏み出してくださったことこそ、何よりも尊重すべき行動だと考えて、私たちは目の前の治療に最善を尽くすことに集中します。

恥ずかしさや不安を抱えたまま我慢し続ける必要はありません。どうぞ安心してご相談ください。

大切な歯を残したい！難しい歯であっても、ベストな治療方法をご提案します

「これまで何件か相談に行ったが、医院によって違う説明をされ、何が正解かわからない」そんな方も、当院には数多く来院されます。

歯の状況は同じであっても、診断し、治療方針をご提案する歯科医師の知識や経験によって、その内容は大きく異なります。

髙井歯科クリニックでは、米国歯内療法学会に準じて、検査・診断・治療方法のご提案を行い、患者様にわかりやすくご説明いたします。

また、髙井歯科クリニックでは、無理に治療をすすめることはありません。まずはお口の状態を確認し、患者さまのご希望を伺ったうえで、最善の方法を共に模索していきます。

まとめ：大阪で虫歯治療・根管治療は髙井歯科クリニックへ

「虫歯がひどくて、人に見せるのが恥ずかしい」

そう感じて、長く歯科から足が遠のいてしまう方は、決して珍しくありません。

本記事では、そんな不安を抱える方に向けて、次のような内容をお伝えしてきました。

• 重度の虫歯に悩む方は多く、歯科医師もそれを日常的に診ていること
• 虫歯を放置すると、神経や骨にまで感染が広がるリスクがあること
• たとえ「抜歯しかない」と言われた歯でも、保存できる可能性があること
• 髙井歯科クリニックでは、専門的な根管治療と丁寧な診査を通じて、歯を残す治療に取り組んでいること

歯科医院に足を運ぶのに、遅すぎるということはありません。「このままではよくないかもしれない」と感じたときが、治療を考えるひとつのきっかけになります。

当院のカウンセリングや検査を通じて、まずは現状を知っていただき、その上で患者様の希望を最大限叶える方法をご提案いたします。

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