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上顎大臼歯の精密根管治療_18 ４０代女性患者様 主訴：歯がゆれてきたので近くの歯科医院へ行くと、骨の吸収がとても大きく抜歯しなければならないかもしれないと言われた 治療回数：１回 上顎大臼歯の精密根管治療症例です。骨吸収が大きく、歯髄は一部壊死、一部が炎症を起こしている状態でした。治療回数に制約があったため、１回の治療で完了しました。 根管治療に関する詳しい情報や他の症例は、公式サイトでご覧いただけます。 ▶ 根管治療専門サイトはこちら → https://takai-dc.jp/endo/
骨の吸収が大きいため、抜歯が必要かもしれないと言われた〜精密根管治療症例_１８
下顎前歯の精密根管治療_17 40代女性患者様 主訴：歯茎の膿や腫れがあり、鈍い痛みもある。かかりつけや複数の歯科医院に相談したが、器具が折れている破折ファイルがあるため、根管治療が難しく治らない。抜歯した方がよいと言われた。 治療回数：２回 下顎前歯のブリッジの根の先に膿があるものの、破折ファイルが認められるため抜歯を勧められていた患者様です。 下顎前歯は、全ての歯の中で最も細い歯であり、破折ファイルなどの偶発症への対応難易度が非常に高いケースでした。 破折ファイルは無事除去し、６ヶ月の経過観察後には良好な治癒が得られました。 破折ファイル除去の難易度は、器具の太さや破折位置、器具断端の視認が得られるかどうかや、歯の根の湾曲程度など、さまざまな要因から決まります。 根管治療に関する詳しい情報や他の症例は、公式サイトでご覧いただけます。 ▶ 根管治療専門サイトはこちら → https://takai-dc.jp/endo/
破折ファイルがあるので治らないと言われた_精密根管治療症例17
過去に根管治療を受け、MOD（手前と奥にわたる形の）インレーを装着していた患者様です。 「噛むと不快な痛みがある」との主訴で来院されました。 咬合力が強く、歯周ポケットから歯の破折が疑われ、インレーを除去したところ、明瞭な破折線が認められました。 根管治療を受けた歯は、本動画のように、歯が割れてしまうリスクが増加します。それを防ぐためにも臼歯の根管治療を行った後の修復治療は、インレーではなくクラウンにより全周を覆う形であることが推奨されています。 破折線を精査すると、破折線は根管にまで達しているため、残念ながら抜歯となりました。
歯根破折動画_０１
破折ファイル除去のマイクロスコープ動画です。 根管内で折れている破折ファイルは、超音波チップやEDTA溶液という薬液を併用して、「食い込んだファイルを振動で浮かせる」という方法で除去します。 今回の動画は比較的浅い部位であったため器具操作も容易でしたが、深部で折れている場合は非常に難易度が高くなります。 また、湾曲している先で折れてしまっていて、マイクロスコープでも破折ファイル断端が視認できない場合は、除去そのものが不可能となります。 （その場合は器具が届くところまでをしっかりと清掃します。）
破折ファイル除去動画_０２
根管治療時に起こる偶発症のひとつである破折ファイルを、マイクロスコープの拡大視野下で除去している動画をご紹介します。 破折ファイル除去の方法は、様々なテクニックが提唱されていますが、当院では最も信頼性が高く、かつ除去できる確率が高い「マイクロスコープと超音波の振動を使用した除去方法」を採用しています。 歯質の切削も最小限にすることができる利点がありますが、一方で、非常に高い倍率下で正確な器具操作を行う技術が必要とされます。 基本的に、動画のようにファイル断端が「マイクロスコープで見える」のであれば、概ね除去が可能です。 しかし、ファイル除去のための過度な歯質の切削が必要となる場合には、必ずしもファイル除去を行うべきかというと、決してそうではなく、歯質の温存を優先して破折ファイルは除去しない選択をする場合もあります。 根管治療に関する詳しい情報や他の症例は、公式サイトでご覧いただけます。 ▶ 根管治療専門サイトはこちら → https://takai-dc.jp/endo/
破折ファイル除去動画_01
下顎大臼歯の意図的再植術_01 70代女性患者様 主訴：噛むと痛みがある。かかりつけで、根管治療よりも意図的再植術の方がよいと言われた。 治療回数：１回 費用：187,000円（税込） 太いメタルポストが装着されており、残存歯質量の点からも、再根管治療ではなく意図的再植術の適応だった事例です。 処置中に歯を全周確認したところ、歯の破折やクラックは認められませんでした。 根尖部分を切除→切断面の清掃→MTAセメントの充填を行い、抜歯した元の位置に戻しました。 治療時間は口腔外の処置時間はおおよそ１５分程度で終了しました。 現在治療後６ヶ月が経過していますが、根の先の病変は治癒し、症状も消失。良好な状態を維持しています。 本症例の患者様との初診時のやりとりはこちら ▶ セカンドオピニオンページ https://takai-dc.jp/endo/second-opinion-history/intentional-replantation-mta/ 根管治療に関する詳しい情報や他の症例は、公式サイトでご覧いただけます。 ▶ 根管治療専門サイトはこちら → https://takai-dc.jp/endo/ 副作用・リスク：不快症状が数ヶ月継続する可能性があります。また、術直後は痛みが出る可能性があります。症状の軽減には、およそ半年から１年程度の期間が必要です。意図的再植術後は、歯が生着しないリスク、抜歯時のクラウン脱離のリスク、抜歯時の歯の破折のリスクがあります。
意図的再植術が必要と言われた
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