根管治療後に根の中につめる材料は何?|大阪府豊中市の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

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歯科コラム

根管治療後に根の中につめる材料は何?|大阪府豊中市の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

根管治療後に根の中につめる材料は何?

根管治療後に根の中につめる材料は何?

こんにちは。豊中市緑地公園の歯医者(歯科医院)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。

今回は、根管治療を行い綺麗になった根の中につめる材料についてお話いたします。

 

神経を取り除いた根の中には詰め物が必要

根管内を清掃した後は、詰め物で封鎖する必要があります。

この目的は、根の中で細菌が繁殖する空間を減らすことや、根の中にわずかに残った細菌への栄養源を断つことなどが挙げられます。

半世紀以上前から、根の中の詰め物には、ガッタパーチャといわれる材料が使われてきました。

 

ガッタパーチャとは植物由来のゴムのような材料

ガッタパーチャは、とある植物からとれる材料を加工し製品化したものです。

その特長として、熱を加えると軟らかくなり、冷えると固まる性質があります。

この性質を利用して、軟化させて材料をぐっと押し込み、根の中を緊密につめていきます。

 

ガッタパーチャの補助として使うシーラー

さらに、根の中の詰め物は、メインであるガッタパーチャに加え、シーラーとよばれる材料も使用します。

シーラーは、ガッタパーチャだけでは不十分なわずかな隙間を埋めるために使用し、様々な種類のものが存在しています。

まとめると、根管治療後の詰め物(根管充塡)は

・メイン:ガッタパーチャ

・補助:シーラー

の2つの材料で行うことになります。

 

近年では、材料の進歩により、身体にとってより親和性の高い(より害のない)シーラーが開発されています。

バイオセラミック系シーラーともよばれており、より緊密に根の中を封鎖することができ、さらに、身体への為害性も極めて低い材料です。

当院でもこのような材料を取り揃えており、歯の形態や根の先の状態により、最適なものを使用しています。

 

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