
「歯の神経が死んでしまったといわれたが、痛みも感じなくなったし、このままで大丈夫だろう」
そう考えて、そのまま放置してしまう方は少なくありません。
ですが、神経が死んだ歯は内部で静かに炎症が進行しており、気づかないうちに膿がたまったり、骨にまで感染が広がったりするリスクがあります。痛みがない状態こそ、注意が必要なサインかもしれません。
髙井歯科クリニックでは、根管治療を専門に行う歯内療法学会の専門医が、マイクロスコープやCTを用いた精密な治療を行っています。どんな状態でも、歯を残す可能性がないかまず考える、それが当院の基本姿勢です。
このページでは、歯の神経が死んだ状態の見極め方や、放置によるリスク、治療の選択肢について詳しく解説します。神経が死んだ歯をそのままにしていいのか、どうすればしっかり治せるのか、不安を感じている方は、ぜひ参考になさってください。
歯の神経が死ぬとはどういう状態か?

歯の神経とは、そもそも何なのでしょうか。歯の神経は、正しくは歯髄(しずい)といい、感覚を司る神経線維や血管などから構成されます。
お口の中を見ても直接目では見えない歯の神経ですが、歯の神経は、「歯に虫歯などの問題が起こった時にいち早く気付くセンサーの役割」や、「歯の内部に細菌が侵入した時に免疫が働き防御する役割」など、重要な役目を果たしています。
神経が死ぬとは、歯の中で血流が失われてしまい、歯の神経が壊死してしまうことを指します。神経が死んでしまうと、本来歯の神経がもっている上記の役割を果たせなくなってしまいます。
⚠️学問的には、「歯の神経の血流が失われること」と「細菌の感染が起こり歯髄が壊死すること」は病理的な意味合いが異なりますが、ここでは割愛いたします。
歯の神経が死ぬ原因とそれに至る経緯
歯の神経が死ぬ原因は、大きく2つあります。
ひとつは、虫歯が進行して、歯の内部に細菌感染が広がることによるものです。虫歯を経由して細菌が歯の内部に進むと、初めは歯髄組織(歯の神経)の免疫力によって、細菌の侵入を防ぐ働きが起こります。しかし、細菌がどんどん増えていくと歯髄はそれを防ぐことができなくなり、徐々に歯髄への細菌感染が進み、壊死していきます。
もうひとつは、強く歯をぶつけたりすることによる外傷力によるものです。特に前歯に多く起こりますが、事故などで歯を強くぶつけると、根の先端部分の血管にダメージが加わり、歯の内部への血液供給が遮断されてしまいます。それによって、歯の神経が死んでしまうということが起こります。ただし、単なる強い噛み合わせや歯ぎしりで歯の神経が死ぬことはほとんどありません。
⚠️神経が死んでしまうことの多くは虫歯が原因であるため、本稿では虫歯が原因で神経が死んでしまったことを想定してまとめています。
歯の神経が死んでいるかを判断する方法
歯の神経が死んでいるかどうかは、歯の神経に血流があるのかないのかで判断します。歯を見ただけ、虫歯の大きさだけでは診断はできません。

歯の神経が死んでいる場合、患者様ご自身がわかる変化としては、以下のようなものが挙げられます。
- 歯ぐきからプツッと白い膿ができる
- 歯ぐきが腫れたり引いたりを繰り返す
- 歯が明らかに黒く変色している
ただし、これらの症状があるからといって、必ずしも神経が死んでしまっているとは限りません。
一方、歯科医院での診断方法は、以下のようなものが挙げられます。
- 歯に温度刺激を加え、その反応をみる
- 歯に微弱な電気を流し、その反応をみる

特に、歯の神経に精通している歯科医師であっても、歯の神経が生きているのか死んでいるのか、判断が難しい場合もあります。それぐらい、歯の神経が死んでいるかを判断するのは難しいのです。その結果、歯科医院によって検査の方法、検査結果の判断、治療方針の提案内容が大きく異なってしまうことが多々あります。
痛みがなくなるのは一時的な症状
冷たいものが強くしみていたり、ズキズキした痛みがあったにも関わらず、自然に消失することがあります。しかし、「治ったのかな」と考え、放置することはあまりおすすめできません。なぜなら、「痛みがない=治った」というわけではないからです。
歯の痛み、特に強いズキズキした痛みは、歯の神経が、歯の中に侵入した細菌と戦っていることにより起こります。細菌の感染が進み、神経が完全に死んでしまうと、痛みを感じる神経そのものが死んでしまうので、痛みは自然に消えてしまいます。しかし、これは治ったのではなく、神経が死んでしまったことによるものです。放置すると根の中の細菌が増殖し、根尖性歯周炎という、歯の周囲の骨を溶かす炎症につながります。
また、「これまで痛みが全くなかったのにいつのまにか神経が死んでしまっている」ということもあります。
以下のリンクでは、「痛みがないが神経を取る必要があるのか?」とご相談いただいた患者様との実際のやりとりについて掲載しています。
色の変化やにおいが出ることもある

神経が死んでしまうと、歯がグレーや茶色に変色することがあります。これは、神経が死ぬと歯髄組織の血液や細胞成分が崩壊し、それらが分解されることで、ヘモグロビン由来の鉄分や色素が歯の内部に沈着するためです。特に前歯の場合、審美的に大きな障害となります。
また、神経が死ぬと歯髄は壊死状態となり、腐敗した独特なにおいを発します。歯の神経がお口の中と交通していると、お口の中から嫌なにおいがし、口腔内環境の悪化という衛生面の問題も起こります。
歯の変色や嫌なにおいがしている場合、死んでしまった神経を早めにしっかりと取り除くことが推奨されます。
神経が死んだ歯を放置するとどうなる?
神経が死んだ歯を放置すると、さまざまなトラブルにつながります。その中でも主なトラブルをご紹介します。
- ①根の先に膿がたまり炎症が広がる
- ②歯ぐきが腫れる・膿が出る
- ③骨や周囲の歯にまで感染が広がることも
以下でそれぞれ詳しくご説明します。
①根の先に膿がたまり炎症が広がる
歯の神経が死んでしまう原因は、歯への細菌感染が原因です。
神経が死んだ場合、初めは細菌の感染は根の内部にとどまっています。しかし、感染が進むと、歯の根の先(根尖)を経由して、炎症が根の外に広がります。このような状態を、根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)といいます。
一般的には、”根の先に膿がたまっている”と表現され、歯に起こる問題としては、一歩進行してしまった状態といえます。

神経の死んだまま放置された歯は、何度治療を繰り返しても痛みが引かない状態が続く、あるいは膿がたまって炎症が慢性化するケースもあります。
実際に、10回以上通院しても治らなかった症例もあります。
以下でご紹介している症例は、他院で10回以上通院しても膿がなくならず、当院にセカンドオピニオンで受診された患者様の症例です。
>>症例紹介:10回以上根の治療に通っているが治らない【20代女性】
②歯ぐきが腫れる・膿が出る
歯の神経が死んだ状態で放置すると、歯のまわりにまで炎症が広がります。そうなると、「歯ぐきが腫れる」「歯ぐきから膿が出る」という症状が認められるようになります。
歯ぐきが腫れる場合の可能性として、大きく2つの原因が考えられます。ひとつは、神経が死んでしまったことによるもの、もうひとつは、歯周病という歯の神経とは別の問題によるものです。
一般的に、歯の神経の問題による腫れは歯の根の先端付近(歯から離れた位置)、歯周病の問題は歯ぐきと歯の境目付近(歯に近い位置)に多く起こります。しかし、腫れている位置が必ずしも原因の特定に役立つかというと、そうとも言い切れません。詳しい原因の特定のためにも、歯科医院で精密な検査を受けることをおすすめします。

また、歯の神経が死んでしまうと、歯ぐきの腫れている部分から膿が出ることもあります。これを、フィステル(あるいはサイナストラクト)といいます。
フィステルができている場合、その多くは歯の神経への問題に由来するものといえます。膿が出ている状態は、実はあまり痛みを感じることがありません。しかし、歯の神経の問題は進行している状態ですので、早めに歯科医院を受診した方がよいといえるでしょう。
③骨や周囲の歯にまで感染が広がることも

根の先に炎症が広がると、徐々に根の先の周りの骨の吸収が起こります。
骨が溶けるとも表現されるこの状態は、歯を支える骨が徐々に失われてしまうだけでなく、周囲の歯へ悪影響を及ぼすこともあります。放置してしまうことで、骨の吸収はどんどん進んでいき、重症の場合は歯の周囲全ての骨が溶けてしまい、抜歯に至ることもあります。
また、骨の吸収が進行すればするほど、治療をして治る確率(成功率)が低下するとの報告もあり、早めに根管治療を行うことが推奨されます。
痛みがないからといって安心はできません
先述のように、痛みがなくなるのは一時的なものであり、決して”治った”わけではありません。神経が完全に死んでしまうことで痛みが消える場合もあれば、痛みがないまま神経が死んでしまうこともあります。放置しておくと、歯にとっての問題は徐々に、しかし確実に進行してしまいます。早めに精密な治療を受けることが、大切な歯を残すためにもとても重要であるといえるでしょう。
当院には、「定期検診を受診したら、根の先に膿がたまっているため神経の治療が必要と言われた」「痛みも全くないが、本当に治療が必要なのか?」「治療が必要なら、しっかりとした根の治療を受けたい」という患者様が数多くご来院されます。歯の神経の検査は、正確かつ適確に行うこと自体が難しく、知識と経験が必要とされます。ぜひ一度、神経の治療を専門に行っているクリニックで詳しく診てもらってはいかがでしょうか。
神経が死んだ歯の治療法
神経が死んだ歯の治療法として、2つの方法があります。ひとつは歯の根の中を綺麗にする治療である根管治療、もうひとつは歯自体を抜いてしまう抜歯です。
基本的に、神経が死んでしまうこと自体が抜歯に直接繋がることはほぼありません。つまり、神経が死んだ歯の多くは根管治療で治すことができます。しかし、歯の虫歯があまりにも大きい場合(歯茎よりも深くまで進んでいる場合)や、歯の根の部分が割れたり折れたりしてしまっている場合には、歯を残すことはできません。つまり、神経が死んだ歯を残せるかどうかは、歯質がしっかり残っているかどうかに左右されるといえます。
ここでは、神経が死んだ時のそれぞれの治療法について解説していきます。
根管治療による歯の保存
根管治療は、虫歯が進行してしまい神経が死んでしまった歯に対して、必ず行われる治療です。神経が死んでしまった歯の内部は、細菌の感染が著しい状態です。それに対して、歯の中の細菌を減らし、将来的に根の先に膿ができる根尖性歯周炎という病気を予防するために、根管治療が必要となります。
この根管治療は、家を建てる時の基礎工事のような役割を果たします。歯の根の中は、外から見ることができず、どのような状態かも直接把握することはできません。

しかし、この基礎工事部分が疎かなまま、かぶせものをかぶせる(家を建てる)と、どうなるでしょうか。おそらく、短期的には何の問題も起こりません。しかし、数年が経過すると、根の部分(基礎工事の部分)の問題は歯そのもの(建築物)の大きな問題へと繋がります。
根管治療を精密に行うことが、歯を長持ちさせるためには何よりも重要といえるでしょう。
他院で抜歯と診断された歯でも、当院では精密な診査・診断により保存できたケースがあります。
>>症例紹介:過去に根管治療を受けたものの再発し、精密な治療を希望し来院された患者様の症例
具体的な治療:細菌に感染した神経を除去し、根の中を清掃・封鎖する

根管治療は、細菌に感染した神経を隅々まで取り除き、根の中を消毒、清掃し、外部から新たな細菌が侵入するのを防ぐというのが一連の流れとなります。これだけ聞くと簡単な治療のように思えますが、実は根の中は非常に複雑かつ細かな構造をしています。
当院では、全ての根管治療でマイクロスコープという顕微鏡を使用して治療を行います。このマイクロスコープがない状態では、根の中を視覚的に確認する術はなく、ほとんど手の感覚に頼って治療を行うことになります。
また、「虫歯を完全に取り切る」「細菌の侵入を防ぐためにラバーダム防湿を使用する」「根の中の消毒・洗浄のために適切な薬剤を、適切な濃度・量で使用する」という、ひとつひとつのステップを確実に行うことが、治療の成功のために必要といえます。
さらに、根の中を綺麗にした後は、「新たに細菌が入り込むことを防ぐ」という再感染の防止も重要です。なぜなら、せっかく綺麗にした根の中に新たに細菌が侵入してしまうと、根の問題が再発してしまうからです。
それを防ぐためには、隙間や段差が極力少ない精密な被せ物を装着する必要があります。最終的な修復治療に隙間や段差があると、プラークが停滞し、二次的な虫歯の原因となります。

つまり、1本の歯を健康で長持ちさせるためには、質の高い根管治療と、質の高い修復治療の両方が必要であり、どちらか一方が欠けていると、長期的に問題が出てくる可能性があるといえるでしょう。
歯を保存できない場合は抜歯となることも

歯の神経が死んでしまった歯であっても、多くの歯は治療で残すことができます。しかし、「歯の根が折れている」場合と、「残っている歯がほとんどない」場合においては、治療をしても長持ちする可能性は低く、抜歯が第一選択となります。
歯が折れている、割れている場合
歯が折れている、割れている、クラックが入っていると、ヒビの隙間から根の中に細菌が侵入し続けてしまいます。その結果、いくら根管治療を行っても根の中の細菌を減らすことができず、治癒しない可能性が高いため、基本的には抜歯が第一選択となります。クラックが歯冠側(歯の頭の部分)にとどまっている場合は保存できる可能性がありますが、歯根側(根の部分)が大きく割れてしまっていると、保存は難しいといえるでしょう。
残っている歯がほとんどない場合
また、残っている歯がほとんどない場合、根管治療に必須であるラバーダムを装着することができません。さらに、仮に根管治療が行えたとしても、あまりにも虫歯が大きいと、その後の修復治療(被せ物)を維持することができず、長期的な予後が見込めません。そのため、虫歯が深い場合、特に歯茎のより深部まで虫歯が進んでいる場合は、保存は難しく、抜歯の適応となります。
上記のような状態で抜歯の決断ができず、そのまま放置しておくこともおすすめできません。なぜなら、これらの状態はいずれもプラークが停滞しやすく、周囲の骨の吸収が進み、歯肉の腫れや痛みが増悪する可能性があるからです。できる限り歯を残す方法を模索すべきですが、治療が不可能な場合においては、早めに抜歯をすることが推奨されます。
髙井歯科クリニックの根管治療と診療方針
髙井歯科クリニックでは、精密な根管治療によって、ご自身の歯を残すことを何よりも大切にしています。そのためにも私たちが重要視していることは、「現状を正しく診断すること」と「患者様にわかりやすくお伝えすること」の二点です。
特に、患者様にとって歯の問題は目には見えず、どのようなことが起こっているのか、どのような治療をするのかがとてもわかりにくいことと思います。
そのため、初めて来院された患者様に大して、歯を精査した後には、以下の点を丁寧にご説明いたします。
- 歯の状態はどうなっているのか
- 問題の原因は何か
- 根管治療とはどのような治療か
- 治療の成功率はどの程度か
- 治療後の流れはどうなるのか
- 治療をした歯の注意事項やリスク
これらの内容を患者様と共有した上で、治療をするか否かについては、患者様の意思を最大限尊重いたします。無理に治療を進めることはありません。治療をするか否かを決めるのは、患者様ご自身です。中には決めることが苦手な方もおられるかと思いますが、治療して治る確率や、治療をしないことのデメリットなどもご提示しながら、ご相談して決めていければと思っています。
専門医による精密な自由診療の根管治療
髙井歯科クリニックでは、歯内療法学会専門医として、あらゆる難症例に対応できる環境・設備を整えています。しかし、最新の設備があれば歯の問題を解決できるかというと、決してそうではありません。現状を正しく検査して診断する知識と、根の中を徹底的に清掃する技術が必要です。
また、歯の状態は1本1本異なり、”歯ごと”、さらには”根管ごと”に、最適な判断があらゆる場面で求められます。
- どの大きさまで根の中を広げるか
- 洗浄液の量や濃度はどう決めるか
- 根の中をつめる材料は何を使うか…など
これらを実現するためには、治療内容が規定されている保険診療では限界があり、残念ながら理想的な治療を行うことはできません。

当院では患者様に最適な医療を受けていただきたいとの想いから、自由診療での根管治療を行っています。自由診療の根管治療の価値は、ただ単に”マイクロスコープを使う””特定の材料を使う”だけではありません。
歯を残すためにベストな判断ができるか、やるべきことを実践する技術があるか、それらが自由診療の価値であると考えています。
他院で抜歯と言われた歯でも相談可能
髙井歯科クリニックでは、他院で抜歯と言われた歯のご相談も、数多く受け入れております。特に、「根管治療が難しいから治らない」「根の先の膿が大きいので抜歯が必要」「痛みが取れないので抜くしかない」、このような理由で抜歯と言われた歯の多くは、精密な根管治療を行うことで歯を残すことが可能です。
歯を残せるのか抜歯かの判断基準は、歯科医院の設備や、歯科医師の専門分野によって大きく異なります。当院では、歯内療法学会専門医として、患者様の大切な歯を残すために、ベストな方法をご提案いたします。
また、難症例といわれる症例(MB2、破折ファイル、歯根端切除、臼歯の再根管治療、根の先の膿が大きい歯など)にも対応しております。抜歯と言われた歯でも、残すことができる可能性はまだあるかもしれません。諦めずに一度ぜひご相談ください。
患者様との実際のやり取り
>>「他院で抜歯と言われたが何とか歯を残したい」というお悩みで来院された患者様
症例詳細、治療内容と経過について
>>症例紹介:根の先の膿が大きいため抜歯するしかないと言われた歯を残したい【50代女性】
上記以外にも、同様のお悩みで来院された事例を数多く掲載しております。
詳しくは、 「セカンドオピニオンページ」、「症例ページ」をご覧ください。
⚠️歯根破折を起こしている歯、虫歯が過度に進行している歯は、根管治療の適応外となり、保存は困難となります。あらかじめご了承ください。
まとめ:放置せず、早期の対応が歯を守る鍵です
ここまで、神経が死んだ歯に何が起こっているのか、そして放置することのデメリットや、治療方法についてお伝えしてきました。
- 神経が死んだ歯を放置することは歯を失う最大のリスク
- 神経が死んだ歯は、痛みがなくとも早期の治療が必要
- 精密な治療を行うことで、歯を長持ちさせることは十分可能
特に、歯が長持ちするかどうかは、「最初に根管治療を受けた時にしっかり治し切れるか」が大きく影響します。
どの医院でも同じではないのか?と思われるかもしれませんが、歯の神経の治療は歯科治療の中でも1、2を争う細かな治療です。
もし歯の神経に関して悩まれる場合、日本歯内療法学会(歯の根の治療を専門とする学会)の認定を受けた専門医を調べて、受診することをおすすめいたします。
監修者情報

院長 髙井 駿佑
経歴
- 2007年 県立宝塚北高等学校 卒業
- 2013年 国立鹿児島大学歯学部 卒業
- 2014年 大阪大学歯学部附属病院 総合診療部 研修修了
- 2016年 医療法人晴和会うしくぼ歯科 勤務
- 2019年 医療法人晴和会うしくぼ歯科 副院長 就任
- 2023年 髙井歯科クリニック 開院
資格
- 日本歯内療法学会 専門医
- 米国歯内療法学会 会員
- 日本外傷歯学会 認定医