咬むと痛みがある歯の治療法
- 2023年6月20日
- 総合
咬むと痛みがある歯の治療法
こんにちは。豊中市緑地公園の歯科医院(歯医者)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
今回は、咬むと痛い歯の治療についてお話いたします。
咬むと歯が痛い原因は、以下のいずれか
むし歯が進んでいる
根の先に膿がたまっている
歯周病で歯ぐきが腫れている
咬む力が強くかかり、過敏になっている
むし歯⇒むし歯を取り除き、つめものやかぶせ物で治す
むし歯が一度進行して歯に穴があくと、元にもどることはありません。
そして、むし歯は徐々に進行するため、”むし歯かな?”と思ったら、早めに歯科医院で治療を受けることをおすすめします。
むし歯をしっかり取り除き、修復治療を行うことで、痛みは消えてくれます。
根の先の膿⇒歯の根の治療(根管治療)で治す
根の先に膿がたまっていると、噛んだ時に痛みを感じます。
慢性化していると、歯ぐきにニキビのようなデキモノで生じ、白い膿のようなものが出てくるとこもあります。
根管治療を行うことで治すことができますが、状況によっては他の歯との感覚の違いが残る場合もあります。
歯周病で歯ぐきが腫れている⇒歯周病の治療で治す
歯に磨き残し(プラーク)や歯石が付着していると、その周りの歯ぐきに炎症(腫れや出血)が起こります。
この炎症が進行すると、歯を支えている骨を溶かし、咬むと痛いという症状に繋がります。
日々の自宅でのケアをしっかりと行い、さらに専用の器具で歯石の除去を受けることで、歯ぐきが健康な状態となり、痛みは引いてくれます。
咬む力が強くかかっている⇒かみ合わせの治療で治す
人間の咬む力は、数十~百kgにも及ぶと言われ、特に寝ている時にはどんな方でもものすごい力が歯にかかっています。
ストレスがかかったり、何かに集中していたりすると、無意識のうちに咬む力が強くなり、歯の痛みを感じることがあります。
単に食いしばっているだけであれば、ナイトガードを装着し、歯にかかる負担を減らすことで対応できます。
しかし、元々は負担がかかりやすいかみ合わせの方、広範囲にわたる治療が必要な方は、お口全体的な大掛かりなかみ合わせ治療が必要となることもあります。
咬んで痛いという状態は、日々の生活の大きなストレスとなります。
治療を行う場合、まず原因をしっかりと突き止める必要がありますが、状況によっては原因の特定が難しい場合もあります。
当院では、一つの歯に対してできる限り正確な診断を下し、的確な治療を行うことを心掛けています。
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