むし歯になりやすい歯・なりにくい歯
- 2023年8月13日
- むし歯治療
むし歯になりやすい歯・なりにくい歯
こんにちは。豊中市緑地公園の歯医者(歯科医院)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
今回は、むし歯になりやすい歯となりにくい歯についてお話いたします。
むし歯のなりやすさは歯によって違う
むし歯は、菌が作り出す酸が歯を溶かす病気であることは、前回のブログでお伝えいたしました。
実は、ひとりひとり、むし歯のなりやすさに大きな差があります。
その一つの要因として、歯の石灰化の程度が挙げられます。
むし歯になりやすいか歯かどうかは、歯の石灰化度の違い
石灰化とは、簡潔に言うと、”歯がどれだけ硬くてしっかりしているか”という指標です。
当然のことながら、石灰化度が高い歯は、むし歯の酸に浸食されにくく、むし歯になりにくいと言えます。
一方で、石灰化度が低い歯は、軽度の酸であっても、歯に穴が空きやすく、むし歯になりやすいと言えます。
むし歯になりにくい歯にするためにはフッ素が有効
石灰化度に大きく影響するのが、歯へのフッ素の使用です。
歯にフッ素を使用すると、フッ素の成分が歯に作用し、歯を強化してくれます。
フッ素は、日常的に使用している歯磨き粉に含まれているだけでなく、むし歯ケア用のフッ素含有うがい薬や、歯科医院での定期検診時に行うフッ素塗布に含まれています。
それぞれで歯磨き粉、うがい薬、歯科医院専用薬剤のそれぞれに含まれているフッ素は濃度が異なるため、これらを組み合わせて、むし歯になりにくい強い歯を育てることが、むし歯予防にはとても大切です。
定期的な歯科医院での高濃度フッ素塗布(3か月おき・年4回)は、むし歯予防に効果的であることが証明されています。
特に、むし歯になりやすい方には、クリーニング+フッ素塗布を受けていただくことをお勧めしています。
詳しくは、歯科医師、歯科衛生士までご相談ください。
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