新たなむし歯を防ぐ|大阪府豊中市の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

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歯科コラム

新たなむし歯を防ぐ|大阪府豊中市の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

新たなむし歯を防ぐ

新たなむし歯を防ぐ

こんにちは。豊中市緑地公園駅前の歯科医院(歯医者)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。

前回は、精密な虫歯治療を行う必要性についてお話いたしました。今回は、むし歯の予防についてです。

むし歯予防としてできること

よくCMや口腔ケア製品で「むし歯予防のために」ということばを見聞きしますが、どのような方法が虫歯予防に有効なのでしょうか?

 

“毎日歯ブラシと歯間ブラシをしているのに、すぐ虫歯になってしまう”という患者様は非常に多いのが現状です。

3~4か月おきに歯医者に定期検診に通っていても、どうしてもむし歯になりやすい方もいらっしゃいます。

虫歯予防の具体的な方法

虫歯を防ぐために最も有効な方法は、以下の2つです。

1.糖分を摂取する頻度を減らすこと

2.フッ素を定期的に歯に作用させること

 

むし歯のなりやすさ(リスク)は、患者様お一人おひとりで異なります。その理由の中には、唾液の量や質、成分など、患者様自身ではコントロールできない要因も含まれています。

しかし、上記の2つのポイントをおさえることで、むし歯のリスクが高い患者様でも、できる限りむし歯になりにくい口腔内環境を作ることができます。

詳しくは、次回のブログでお伝えいたします。

①糖分(砂糖)のコントロール

むし歯の原因となるのは糖分、特に砂糖です。砂糖は、単にどの程度の量を口にするかも重要ですが、それ以上にその“性状=どのような種類の飲食物か”が大きく影響します。

特にむし歯になりやすいもの

特に虫歯になりやすいものは、砂糖が含まれている飲料と、粘着性のあるキャラメルやソフトキャンディです。

砂糖含有の飲料は、一瞬で口の中全体に、隅々まで行き渡ります。例えばコーラであれば、500mlのペットボトルの飲料に角砂糖57g分が含まれています。つまり、ペットボトルの底から2-3cm分は、全て砂糖でできていると言えます。

また、キャラメルやソフトキャンディ、グミなどは、手軽に食べることができますが、歯と歯の間や噛む面の溝に入り込み、その部位に停滞し続けます。

重要なのは、甘いものを口に入れる頻度

さらに、甘いもので重要なことは、それを口にする“頻度”です。こまめに甘いものを口にすると、お口の中は常に虫歯菌が活性化している状態になります。

5個のキャラメルを1回で食べるのと、2時間おきに1個ずつ、5回に分けてキャラメルを食べるのとでは、後者の方が圧倒的に虫歯になりやすくなります。

日常的にこれらを飲食する習慣のある方は、「なるべく無糖のものに変える」「口にする頻度を、食後だけ、おやつの時間だけ、というように頻度を減らす」ことで、虫歯のリスクを大きく下げるこができます。

②フッ素で歯を強化

フッ素とは、歯磨き粉などに含まれている、歯を強化してくれる成分です。

毎日の歯磨き粉の使用は、フッ素を歯に浸透させることが大きな目的のひとつになります。

また、虫歯のリスクが高い患者様には、年4回(3ケ月おきの定期検診時)に、歯科医院でのみ取り扱いが可能な高濃度フッ素を塗布することで、虫歯になりにくい歯をつくることができます。

具体的なむし歯予防対策

甘いものの摂取頻度を下げることと、フッ素を歯に作用させること、この2つが、虫歯の予防にとても重要です。

 

当院では、患者様ひとりひとりの個別リスクに合わせて、定期検診を行っています。「新たな虫歯を防ぎたい」と思っている方は、ぜひ歯科医師、歯科衛生士へとご相談ください。

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