歯がグラグラしてくる原因と治療法
- 2023年6月27日
- 歯周病
歯がグラグラしてくる原因と治療法
こんにちは。豊中市緑地公園駅の歯科医院(歯医者)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
今回は、歯がグラグラしてくる原因と治療方法についてお伝えいたします。
歯がグラグラする一番の原因は、歯周病
歯周病とは、細菌性プラーク(歯についている磨き残し)によって、歯を支える骨が溶けていく病気です。
歯は、歯ぐきの中にある骨に埋まっているため、骨が吸収するに従い、支えの部分が弱くなり、歯がぐらついてきます。
歯周病の治療は、自宅でのケアと歯科医院でのケアの両方が必要
歯周病の治療はむし歯と異なり、歯科医院に数回通って治るというものではありません。
歯ぐき周りの炎症は、いつも清潔な口腔内を保つことで初めて獲得できます。
よって、最も大切なことは、”ご自身で磨くことができる歯の表面はご自宅で”、”磨くことができない歯ぐきの中や硬い歯石は歯科医院で”ケアを行うことです。
もちろん、定期的に歯科医院に通い、歯のクリーニングを受けることは、お口の中の健康のためにもとても大切です。
ただ、歯科医院に行く以外の日は、毎日自分自身でお口の中の状態を綺麗に保つ必要があります。
歯周病以外にも、歯の破折やかぶせ物の脱離など
歯周病以外にも、歯が揺れる原因はいくつか考えられます。
そのひとつは、歯が折れてしまっている歯根破折です。
歯が根元から折れている場合、歯が揺れるだけでなく、咬むと痛いという症状も現れます。
また、かぶせ物(クラウン)が入っている歯の場合、揺れているのは実は歯ではなく、かぶせ物自体がとれかかっているという状況も考えられます。
なかなか自宅では何が原因なのか、判断は難しいところですので、歯が揺れてきた場合には早めに歯科医院を受診することをおすすまいたします。
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