歯周病とはどのような病気なのか
- 2023年3月19日
- 歯周病
歯周病とはどのような病気なのか
こんにちは。豊中市緑地公園駅の歯医者(歯科医院)、髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
今回から数回にわたり、歯周病という病気についてお話していきます。
歯周病とは?
歯周病というと、「歯ぐきから血が出る」「口の中が臭う」「歯がグラグラする」というイメージをお持ちの患者様も多いと思います。
また、なんとなく「40代や50代以降にかかる病気」というイメージがあるかと思いますが、若年者の患者様(20代や30代)でも発症する方も多い病気です。
歯周病の原因
一番の原因はプラーク(歯垢)
なぜ歯ぐきから血が出て、歯がグラグラしてくるのでしょうか。
その一番の原因をひとことでまとめると、「歯の磨き残し(細菌)が存在していることで、歯の周りの歯ぐきに炎症が起こるから」といえます。
つまり、歯周病の原因はプラーク(歯垢)の磨き残しです。
「磨き残しなら歯ブラシを頑張れば元のように治るのでは?」と思われるかもしれませんが、歯周病が進んで歯ぐき周りの炎症が進行すると、歯ぐきはブヨブヨし、歯ブラシでは歯の深い部分の清掃が困難になります。
軽度の歯肉炎(歯ぐきの炎症の初期)であれば、自宅での歯ブラシだけで改善し元に戻りますが、ある程度進行すると、自宅でのケアだけでは治癒は困難になります。
歯ブラシでは取れない硬い歯石
また、歯垢はやがて歯石となり、歯に強固にくっついてしまい、新たな細菌の住処になってしまいます。
歯石は歯ブラシや歯間ブラシで除去することはできず、除去するためには歯科医院で超音波などの専用の器具を使わなければなりません。
歯周病のリスクは一人ひとり異なる
同じ磨き残しの量であっても、患者様ひとりひとり、歯周病になるリスクが異なります。
かなりキレイにお口のケアが出来ている方でも、歯周病のリスクが高い患者様はすぐに歯周病が進行し、再発してしまいます。
一方で、歯周病のリスクが低い患者様は、あまり磨いていなくても歯周病はなかなか進行しません。
髙井歯科クリニックでの歯周病治療への取り組み
私たちの歯科医院では、出来る限り患者様の病気のリスクを把握し、より適切な治療と予防を行うことを目指しています。
また、当院院長である髙井は、歯科医師、歯科衛生士に向けての研修会のインストラクターとして指導しており、当院歯科衛生士とも知識と技術を共有しております。
私たちには、どうすれば歯周病をコントロールできるのか、どうすれば歯周病を予防できるのかについて、常に知識と技術のアップデートに努めております。
ぜひ、お困りの方は当院へと一度ご相談頂ければと思います。
〔 歯周病 治療 原因 歯科衛生士 豊中 緑地公園 歯科医院 〕