歯周病の治療① 歯ぐきの中の歯石取り
- 2023年3月22日
- 歯周病
歯周病の治療① 歯ぐきの中の歯石取り
こんにちは。豊中市緑地公園駅の歯医者(歯科医院)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
今回は、歯周病がすでに進んでおり、治療が必要になった場合の具体的なお話をしていきます。
歯周病の基本的な治療方法
自宅でのケア×歯科衛生士による専門的な清掃
歯周病の治療に必要なことは、前回お話したご自宅での日々のケアと、歯科衛生士による専門的な歯の清掃になります。
具体的には、歯の表面、特に歯ぐきの中の深い部分に付着している歯石を、超音波器具などを使用して徹底的にキレイにしていく処置になります。
ここが歯科衛生士の技術の差が大きく出る部分になります。
また、歯ぐきの中を触ることになるため、痛みが強い場合には局所麻酔を行い、徹底的な清掃を行います。
どの程度治っているかの検査
そして、1-2か月後に再度検査を行います。
その間のご自宅でのケアはとても重要です。
歯ぐきの溝の深さが何ミリ程度改善しているかを評価し、治療がうまくいっているのか、体が治癒の方向に向かっていっているのかどうかを判断します。
軽度から中程度の歯周病
治療を行う前の段階で、軽度から中等度の歯周病であれば、上記のような処置だけで、健康な状態を獲得できる可能性は高いです。
重度の歯周病
しかし、もともと歯周病が重症な場合、あるいは一部のみ重度に進行している場合には、これだけでは完全には治りきらない可能性があります。
そのような場合、次の一手として、外科的な治療を行うことがあります。これを歯周外科治療といいます。
外科的な歯周病治療については、次回詳しくお話させていただきます。
〔 歯周病 治療 治し方 歯科衛生士 豊中 歯医者 髙井歯科クリニック 〕