歯科におけるボトックスって?
- 2023年11月9日
- ボトックス(ボツリヌストキシン製剤)
歯科におけるボトックスって?
こんにちは。大阪府豊中市緑地公園の歯医者(歯科医院)、髙井歯科クリニックです。
今回は、歯科におけるボトックス(ボツリヌストキシン)って?というお題でお話いたします。
ボトックスという言葉、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。簡単にご説明すると、ボトックス(ボツリヌストキシン)は、とても緊張している筋肉に薬剤を注入することで、その筋肉をリラックスさせることができます。歯科領域では、歯のくいしばりや歯ぎしりのひどい方に適用することで、くいしばりや歯ぎしりへの効果を得ることができます。
歯のくいしばりには、ボツリヌストキシン製剤注入療法を
ボトックスとはアラガン社製の商品の名称であり、正確には、ボツリヌストキシン製剤注入療法という治療となります。ボツリヌストキシン製剤は、神経伝達にかかわる物質を阻害することで筋肉の働きを抑えて、くいしばりの筋肉を弱めます。
歯科では、咬む筋肉である咬筋と呼ばれる部分にボツリヌストキシン製剤を注入することが多いです。歯をくいしばった時、頬の下の方の筋肉が盛り上がるのを手でさわってもご確認いただけると思います。そこが咬筋と呼ばれる筋肉です。この筋肉の盛り上がりが非常に大きい方は咬筋が発達しており、くいしばりで悩まれていることが多いです。
こんな方にオススメ
朝起きたとき、顎が重だるい感じがする。
日中気づくといつもくいしばってしまう。
歯科医院で歯ぎしりのためにナイトガードを作製したが、違和感が強く、つけれない。
そんな方に、ボツリヌストキシン製剤注入療法を検討していただければと思います。
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