痛くない麻酔
- 2023年2月25日
- 院内設備
痛くない麻酔
こんにちは。豊中市緑地公園駅前の歯科医院(歯医者)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
今回は、歯科治療で使用する麻酔についてお話します。
私がこれまで多くの患者様とお話した際に、歯医者へ行くときに不安に思うことや治療時に心配なことをお伺いすると、最も多いのは「麻酔が痛くて苦手」というご意見でした。
麻酔が痛い理由
なぜ麻酔が痛いのか、というと、以下の2つの理由が挙げられます。
理由①:針を刺すときに感じる物理的な痛み
理由②:麻酔の薬液を注入することにより、神経が圧迫されて感じる痛み
この2つが、歯科治療時の麻酔の痛みの大部分を占めています。
痛くない麻酔の方法
そのため、なるべく「痛くない」麻酔を行うためには、上記①②それぞれに対して最大限配慮しなければなりません。具体的には、以下の3つの方法があります。
痛くない麻酔の方法①
針を使う前に、ゼリー状の表面麻酔を使う
痛くない麻酔の方法②
なるべく細い針を使用し、あらかじめ麻酔液の温度を温める
痛くない麻酔の方法③
ゆっくりと一定の速度で麻酔液を注入するために、電動麻酔器を使う
この3つに配慮することで、歯科治療中に使用する麻酔の痛みをかなり軽減することができます。
痛くない麻酔を行うことは難しい?
ところが、全ての歯科医院でこれらが行われているかというと、なかなか難しいのが現状です。なぜなら、麻酔をするだけで5分から10分ほどの時間がかかってしまい、治療に割く時間がなくなってしまうからです(もちろん、これらに最大限配慮してくれる歯科医院さんもたくさんいらっしゃいます)。
麻酔時の当院の心がけ
当院では、患者様に少しでも不快な思いをしてほしくないとの想いから、なるべく患者様お一人おひとりに十分なアポイントの時間をとらせていただき、「できるだけ痛くないように麻酔をすること」を心掛けています。
表面麻酔を使う、電動麻酔器でゆっくりと麻酔を行う、極力細い針を使う。これらはいずれも、患者様に少しでも安心して治療を受けて頂くためには絶対に必要だと考えています。
〔 緑地公園駅 豊中 歯科医院 痛くない 麻酔 歯科治療 〕