私がインプラント治療をお勧めする患者様
- 2023年4月8日
- インプラント
私がインプラント治療をお勧めする患者様
こんにちは。豊中市緑地公園の歯科医院(歯医者)、髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
前回は、インプラント治療のメリットとデメリットについてお伝えいたしました。
今回は、ご相談頂いた際にインプラント治療を私がお勧めすることが多い患者様についてです。
インプラント治療を比較的おすすめしやすいのは、下記のような患者様です。
① 日常の歯ブラシや歯間ブラシをしっかり使えている。
② タバコを吸わず、全身的にも健康。
③ 歯周病で歯を失ったことがない。
インプラントは歯を入れた後のメインテナンスが重要
インプラント治療は現在では広く普及しており、機器や材料の進歩もあり、「インプラントができない」という状況はかなり減ってきました。
しかし、ゴールの設定をどこに置くかで、インプラント治療を行うべきか否かは大きく変わってきます。
歯を入れて咬めることをゴールにすると
先述のように、インプラントが出来ない患者様というのは、多くの場合、顎の骨の量が非常に少ないか、全身的な疾患をお持ちの患者様かのいずれかです。
それ以外であれば、インプラントのサイズや種類、埋入方向などで、”歯を入れて咬める”ようにすることはほとんどの場合で可能であるといえます。
インプラントをいつまでも健康で維持しつづけることをゴールにすると
一方で、インプラント治療のゴール設定を”咬めるようになったら完了”ではなく、”治療後も健康な状態を維持し続けること”とする場合は、単に”咬めるようにする”以上に考えなければならないことがたくさんあります。
インプラントを良い状態で維持し続けるためには、”患者様ご自身でのケア”が不可欠
そのため、そもそもご自宅でのケアが難しい場合には、インプラント治療を検討している段階で、歯ブラシや歯間ブラシの使い方を歯科衛生士とともに練習するとことからスタートいたします。
また、インプラントのトラブル(インプラント周囲炎)は、元々歯周病で歯が抜けた既往がある方、糖尿病の方、喫煙中の方で起こるリスクが高いことが明らかになっています。
これらに該当する場合でもインプラント治療を行うことはもちろんありますが、”より徹底したケアが必要”であることを、患者様にもしっかりお時間を取ってご説明させていただいております。
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