綺麗な歯の基準
- 2023年4月3日
- 審美歯科
綺麗な歯の基準
こんにちは。豊中の歯科医院(歯医者)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
前回は、保険の白いかぶせもの(CAD/CAM冠)についてお伝えいたしました。今回は、歯の見た目の美しさについてお話していきます。
審美=白い歯?
歯の治療を行う際に、「見た目が美しい歯を入れたい」というご要望を頂くことがあります。
その際に私たちが気を付けているのは、お一人おひとりで”何を良いとするか”が異なるということです。
特に前歯の治療を行う場合、その治療結果はその人の笑顔の印象に大きく影響します。
ある患者様にとっては、前歯の美しさは”歯の白さ”かもしれませんし、他のある患者様にとっては、より”自然で調和した見た目”かもしれません。
それによって、私たちがかぶせ物を作製する際の材料の選択も変わってきます。
術前にどこまでお話をお聞きできるかが、特に前歯の治療では重要になります。
歯は一度削ってしまうと元に歯戻りません。
元々かぶせ物が入っている状態であっても、はずしたかぶせ物が元に戻ることはありません。
「こんなことならやらなければよかった」と患者様がお思いになるのは、私たちにとっても、最も望ましくない結果です。
そのため、治療途中の仮歯の状態でもできる限り患者様の要望を反映し、最終的な補綴物(かぶせ物)が理想に近づくよう、細かなステップを踏んで治療を進めてまいります。
〔 前歯 セラミック 見た目 審美 豊中 高井歯科クリニック 〕