親知らずを抜いた後の痛みや腫れ
- 2023年9月26日
- 親知らず
親知らずを抜いた後の痛みや腫れ
こんにちは。豊中市緑地公園の歯医者(歯科医院)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
今回は、親知らずを抜歯した後の痛みや腫れといった合併症についてお話いたします。
親知らずの抜歯後の痛みや腫れは大丈夫?
親知らず抜歯に関して多くの患者様が心配なことは、抜いた後の痛みや腫れではないでしょうか。
歯を抜いた後は、その合併症として、術後疼痛(痛み)や歯ぐきの腫脹(腫れ)が一定の確率で起こります。
術前にこのような症状が出るか否かについて、100%断言することはできません。
しかし、ある程度、痛みや腫れが出やすそうかどうかの推測は可能です。
抜歯後に痛みや腫れが出やすい親知らずの条件
抜いた後に痛みや腫れが出やすい親知らずとして、以下のようなものが挙げられます。
・歯ぐきや骨の中に埋まっている
抜歯に伴い、歯肉を切開したり、骨を切削するため、術後の痛みや腫れが出やすいです。
・根の先が曲がっている
根の先が曲がっていると、抜歯時に歯の根の部分を分割する必要があることがあります。
それに伴い歯ぐきの切開等が必要となることもあるため、抜歯後の痛みや腫れが出やすいです。
・元々痛みが強い状態での抜歯
痛みが強い状態の歯を抜歯すると、術後に痛みが出ることが多いです。
特に急性症状を起こしている状態での抜歯は、術後の強い痛みに繋がる恐れがあります。
腫れや痛みのピークは抜歯後3-4日
多くの場合、術後の症状は3-4日をピークに、徐々に和らいでいきます。
しかし、まれに強い痛みが術後1-2週間続く場合もあります。
そのような場合には、痛み止めを多めに服用していただき、症状が治まるのを待ちます。
また、強い腫れや痛みに伴い、口が開けにくい開口障害も起こることがあります。
そのため、深く埋まった親知らずの抜歯を行う際には、大切なお約束の直前や、連休直前は、できれば避けた方がよいかと思います。
大阪府豊中市の髙井歯科クリニックでは、大学病院や市民病院の口腔外科で経験を積んだ歯科医師が親知らずの抜歯を行います。
親知らずを抜こうか迷っている患者様、抜歯後の痛みや腫れが心配という患者様は、ぜひ一度ご相談ください。
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