歯を失ってしまうと
- 2023年4月4日
- むし歯治療
歯を失ってしまうと
こんにちは。豊中市の歯科医院(歯医者)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
前回までは、歯の見た目についてお話いたしました。今回から数回にわたり、歯を失った時の選択肢についてお話いたします。
歯を失うのはどんな時でしょうか
そもそも、歯を失う原因としてはどのような理由があるのでしょうか。
とある調査では、その原因としては「むし歯」と「歯周病」の2つで全体の7割以上を占めるとも言われています。
そして、おおよそ50歳を境に、徐々に歯を失うことが多いことが報告されています。
つまり、むし歯と歯周病に対する予防を20代や30代の頃からしっかりと行うことで、将来的な歯の喪失を防ぐことができます。
歯を失ったまま放置すると、かみ合わせが崩れる原因に
しかし、残念ながら歯を失ってしまうことはどうしても起こりえます。
その失ってしまった歯は、何かしらの方法で補う必要があります。
患者様から「歯が無くなってもそのままにしていたらダメなのか?」というご質問を受けることもありますが、基本的にはあまりお勧めできません。
歯を失うことで、その両隣の歯が倒れこんできたり、かみ合わせになる反対の歯が伸びてきたりすることで、お口全体の”咬む”という機能のバランスが崩れてしまいます。
一度倒れたり伸びた歯を元に戻すには、矯正治療などの大掛かりな治療が必要になります。
歯を失ってしまった場合には、できるだけ放置せずに、何らかの方法で補うことを推奨いたします。
歯を失った時の治療の選択肢
歯を失った場合の治療の選択肢として、以下の3つが挙げられます。
入れ歯(義歯)
ブリッジ
インプラント
次回からは、上記の3つについて順番にお伝えしてまいります。
〔 豊中 歯科医院 髙井歯科クリニック 歯 抜けた後 治療 選択肢 〕