治療した歯がまたむし歯になってしまう方へ
- 2023年6月19日
- むし歯治療
治療した歯がまたむし歯になってしまう方へ
こんにちは。豊中市緑地公園の歯科医院(歯医者)髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑です。
今回は、一度治療した歯がまたむし歯になってしまう、むし歯の再発についてお話いたします。
多くのむし歯は、一度治療を受けた歯の再発
私たちがむし歯治療を行う歯のおよそ7割は、過去に一度むし歯治療を受けた歯です。
つまり、数年あるいは数十年後に、また新たなむし歯になってしまっているということです。
過去の多くの研究でも、綺麗な歯に生じるむし歯よりも、過去のむし歯治療の再発の方が頻度が高いことが報告されています。
一度治療した歯がむし歯になりやすい理由
過去にむし歯治療を受けた歯がまたむし歯になりやすい理由として、以下のことが考えられます。
詰め物や修復物との境目にプラークがたまりやすい
修復した材料の表面にプラークが付着しやすい
むし歯になりやすい食生活や歯ブラシ習慣が変わっていない
よって、新たなむし歯を防ぐためには、
なるべく隙間が少ない修復物を入れる(詰める)
表面にプラークが付着しにくい材料で治療をする
甘いものを口にする頻度を減らしたり、日々の歯ブラシをしっかり行う
などの対策が挙げられます。
再発したむし歯に対しては、さらに大きな治療が必要に
元々は小さなむし歯でも、治療した歯から新たなむし歯になると、徐々にむし歯の範囲が広がり治療もより大きな介入が必要となります。
当院では、むし歯の治療を行う際に、保険診療と自費診療の提案を行っております。
自費診療のセラミックは、”かぶせ物の表面にプラークが付着しにくい”という利点があり、むし歯の再発リスクを下げることができます。
また、保険診療であっても、むし歯の再発をできる限り防ぐことが出来るよう、様々な工夫を行っています。
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