小児矯正(予防矯正)いつ始める?
- 2023年11月24日
- 小児歯科
小児矯正(予防矯正)いつ始める?
こんにちは。大阪府豊中市緑地公園の歯医者(歯科医院)、髙井歯科クリニックです。
今回は、小児矯正(予防矯正)いつ始める?というお題でお話いたします。
6歳から8歳がベスト
小児矯正治療は、乳歯列期から混合歯列期に行います。乳歯列期とは子供の歯のみが生えている時期で、混合歯列期とは大人の歯と子供の歯の両方が存在する時期です。小児矯正を開始する時期としては、一般的には、大人の上の前歯が生えてきた時期、つまり6歳から8歳くらいが適齢期です。歯の生え変わりの時期は個人差がありますので、年齢ではなく歯の生え変わりを診て判断していきます。歯がデコボコしている(叢生)、横から見た時に上の歯が出ている(上顎前突)、奥歯は咬むけど前歯が閉じない(開咬)、上の歯が下の歯に覆いかぶさっている(過蓋咬合)などの状態のときには、歯科医院に相談することをおすすめします。
横から見た時に下の歯がでている(反対咬合)や奥歯が上の歯より外側に出ている(交叉咬合)場合は、3~4歳ごろの早期介入が望ましいです。こういった反対のかみ合わせをお子様がお持ちの場合は、お早めに歯科医院に相談した方がよいことがあります。
小児期は顎も歯も日に日に成長していきます。特に、6歳~8歳は上顎が著しく発育します。9歳~11歳は上下顎ともに発育し、12歳から思春期までは下顎の成長が著しく、その都度、お子様の成長に合わせてコントロールが必要になることがあります。逆に言うと、この時期にしっかりコントロールすることによって、お口ポカンや力の入りすぎている口元、正しい発音ができない、かみ合わせが悪いなどといったお悩みも解決することができます。10歳を過ぎたら手遅れというわけではありません。10歳から小児矯正(予防矯正)を始めてきれいな歯並びになった患者様もいらっしゃいます。ぜひ一度歯科医院にご相談してみてください。
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