親知らず、抜いた後に注意した方が良いこと
- 2023年12月18日
- 親知らず
親知らず、抜いた後に注意した方が良いこと
こんにちは。大阪府豊中市緑地公園の歯医者(歯科医院)、髙井歯科クリニックです。
今回は、親知らずの抜歯後に注意すべきことについてお話いたします。
親知らずを抜くと、麻酔が切れてくると必ず術後の痛みが出現します。痛くなってきた時点で痛み止めを服用し、安静にすることをおススメします。激しい運動は血行が良くなり出血しやすくなります。できるだけ控えましょう。抜歯当日のお風呂に関しては長風呂は控えた方が良いです。これも、お風呂で体が温まると血行が良くなり、出血しやすくなることがあります。また、少なくとも1週間ほどは禁煙・禁酒をすることが望ましいです。特に喫煙は治癒不全につながりますので禁煙をオススメします。
うがいは優しく、に気を付けましょう
抜歯をすると、抜いたところの骨は一旦むき出しのような状態になっています。通常は、そこに血がかたまり、かさぶたとなって(血餅)、徐々に治癒していきます。ところが、抜歯した数日間に強くうがいを何回もすると、血餅がはがれてしまい、骨が露出した状態が長く続くと、傷の治りが遅くなってしまうことがあります。これをドライソケットといいます。抜歯後数日間は血の味がするため、うがいをたくさんしたくなりますが、過度なうがいは傷の治りが遅くなる原因となります。ドライソケットは強い痛みを伴います。できるだけ優しくうがいをすることをおススメします。
ドライソケットにならないために
①うがいは優しく ②うがいは頻回しない ③禁煙をする ④傷口を触らない
この4つに気を付けて頂けると良いかと思います。
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