背景と経過
歯ぐきから膿(フィステル)が出ていることを主訴に来院されました。過去に根管治療を受けている歯であり、できる限り自分の歯を長持ちさせたいとのことで、精密根管治療を希望されました。根の先の透過像(膿の袋)は治療後すぐに消失し、治療後4年が経過した現在も、しっかりとご自身の歯で食事をすることができています。
根の先の膿(フィステル)についてはこちらで詳しく解説しています>>
症例紹介



治療詳細
| 主訴 | 歯ぐきが腫れて膿んでいる |
| 治療内容 | 右下大臼歯の精密根管治療 |
| 治療期間 | 3回(3週間) |
| 費用 | 154,000円(税込) |
| リスク・副作用 | 根管治療後には、痛みや腫れが起こる可能性があります。 症状の軽減には数か月の期間が必要な場合があります。 根管治療を行った歯は、歯の破折(垂直性歯根破折)のリスクが高まります。 |
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監修者情報

院長 髙井 駿佑
経歴
- 2007年 県立宝塚北高等学校 卒業
- 2013年 国立鹿児島大学歯学部 卒業
- 2014年 大阪大学歯学部附属病院 総合診療部 研修修了
- 2016年 医療法人晴和会うしくぼ歯科 勤務
- 2019年 医療法人晴和会うしくぼ歯科 副院長 就任
- 2023年 髙井歯科クリニック 開院
資格
- 日本歯内療法学会 専門医
- 米国歯内療法学会 会員
- 日本外傷歯学会 認定医




