根管治療(歯の神経の治療)|豊中市緑地公園駅の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

〒561-0872 大阪府豊中市寺内2丁目13-1 緑地ステーションビル1F
Tel. 06-4867-4850
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根管治療(歯の神経の治療)

根管治療(歯の神経の治療)|豊中市緑地公園駅の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

何とかご自身の歯を残したいあなたへ

歯科医院で抜歯した方が良いと言われたご経験はありませんか。いざその歯を抜かなければならないと言われると、きっと大きな不安を感じていらっしゃることと思います。今後どうすればよいのか、どうにか残せないのか、とても残念で心配なお気持ちになることと思います。

『歯を抜くしかないと言われた。しかし、しっかりと治して再び噛めるようになりたい』
このような患者様の思いに、髙井歯科クリニックは最大限お応えいたします。

抜歯が必要となる理由はさまざまです。状況によっては、どのような手を尽くしても、歯を残すことがどうしても難しい場合もあります。しかし、あなたの大切な歯はまだ残すことができるかもしれません。そして再びご自身の歯でしっかりと噛める可能性があります。

その治療のひとつに、根管治療(根の治療・歯の神経の治療)があります。

大阪府豊中市の髙井歯科クリニックは、日本歯内療法学会専門医があなたの大切な1本の歯を残すために治療を行います。可能性がある限り、私たちは患者様の大切な歯を残すために、全力を尽くして治療を行うことをお約束いたします。

髙井歯科クリニックだからこそできる精密根管治療

特長1 担当医は日本歯内療法学会専門医

担当医は日本歯内療法学会専門医

髙井歯科クリニック院長の髙井駿佑は、日本歯内療法学会の専門医です。日本歯内療法学会専門医は、歯科医師のわずか0.2%、すなわち歯科医師500人に1人しか有していない資格であり、歯を残す治療である根管治療のスペシャリストです。2023年4月現在、豊中市の歯内療法専門医は当院院長のみです。また、大変ありがたいことに、過去の功績が認められ、これまで数多くの書籍や専門誌への執筆の依頼も受けてまいりました。知識の積み重ねと技術の研鑽を一生涯続けることで、これからも多くの患者様にベストな治療を提供できると自負しております。

特長2 世界最高レベルであるアメリカ歯内療法学会の治療プロトコールを実践

豊中市の髙井歯科クリニックは、米国歯内療法学会のプロトコールに則り治療を行っております。
米国の根管治療は、50年以上前から、日本と比べて遥かに高い成功率であることが報告されています。根管治療の成功率は、米国は90%以上であるのに対し、日本は50%以下であり、二国間に大きな差を認めます。(引用1、2)
髙井歯科クリニックは、米国で行われている成功率の高い治療プロトコールを遵守することで、多くの患者様のお役に立てると考えております。

特長3 日本の保険制度にとらわれない、患者様にとってベストな治療を提供

近年、日本の根管治療のレベルも徐々に上昇してきておりますが、まだまだ質の高い根管治療が広く行われるとは言えません。根管治療を成功に導くために最も重要なことは、ラバーダム防湿の徹底、マイクロスコープでの精密治療、徹底した感染管理などが挙げられます。豊中市の髙井歯科クリニックは、お一人おひとりに十分な時間をとり、精密な治療を行うことで、根管治療に関わる多くの問題に対応することが可能です。

このような症状やお悩みはありませんか?

  • 根の先の膿が大きく、歯を抜かないといけないといわれた
  • 歯の根の治療を受けているが、何度通ってもよくならない
  • もう数ヶ月、同じ歯の根の治療のために通院している
  • 歯の神経を取らないといけないと言われたが、心配だ
  • 何とかご自身の歯を残したい

歯の根の問題でお困りの患者様は、非常に多くいらっしゃいます。
根管治療はコンマ数ミリ単位の細かな処置が求められ、高い技術と深い知識が必要な治療になります。豊中市の髙井歯科クリニックはあなたの大切な歯を残すための精密根管治療を最も得意としています。
「他院で治療ができないと言われた」
「しっかりとした根の治療を受けたい」
そのような患者様のお役に立てると思います。どうぞご相談ください。

日本の保険診療の問題点

根管治療の成功率

現在、日本の多くの歯科医院では、保険診療での根管治療を行っております。保険診療での根管治療は安価ですが、実は材料、設備、時間に関して大きな制約を受けてしまうことがデメリットと言えます。
日本政府が出した統計調査では、現在の日本の根管治療は約半数が失敗(再発)し、再治療が必要となっていると報告されています(引用1)。せっかく治療した歯が、数年後に治療が必要となれば、再度通院が必要となり費用もかかります。さらに、装着した補綴物(かぶせもの)を除去する必要があり、治療をすればするほど残る歯自体が少なくなるという事態に陥ります。これは歯の寿命を縮めることにつながり、患者様にあらゆる面で大きな負担となってしまいます。

なぜ日本の根管治療の成功率は低いのか?

1.保険診療のルールに則ると、

使用できない材料がある

現在、根管治療の領域で、世界最高峰の診療レベルと教育環境が整っているのは米国です。米国では当たり前に使用している材料であっても、日本では保険診療のルールや薬事法などの規定により、使用できる器具や材料は限られています。これにより、世界的には主流といえるベストな材料や機材が使用できないという現状があります。

2.必要な治療技術に

達することが難しい

根管治療は、その他の歯科治療(歯を削ってかぶせる、入れ歯を作る、インプラントを埋入するなど)と比べて、特殊な治療であるといえます。その理由としては、歯科治療の中でも1, 2を争うほどの細かな処置が必要であり、さらに裸眼ではほとんど見えない領域であるためです。拡大明視野での治療が可能なマイクロスコープも、使いこなすためには多くの経験や修練が必要となります。

3.費用が非常に安価なため、

十分な時間がとれない

患者様にとっては、「安くて早くて質の高い治療」を受けることが理想だと思います。しかし、飲食店をイメージしていただくとわかりやすいですが、安価なサービスに対して、上質できめ細やかな高いレベルの接客を受けることはなかなか難しいのが現状です。多くの歯科医師は、「良い治療を行いたい」と考えている一方で、「十分な治療の時間が確保できない」というジレンマを抱えています。

より精密な根管治療をめざして

豊中市の髙井歯科クリニックは、マイクロスコープ、ラバーダム防湿、歯科用CT、ニッケルチタンファイルなど、根管治療を成功に導くために有用とされている最新設備や材料を積極的に導入しております。

  • マイクロスコープ
    根管治療は、細い針程度の太さしかない根の中を探る非常に緻密な治療です。従来の根管治療は裸眼で行われていたため、そのほとんどを歯科医師の“勘”や“経験”に頼り、不確実かつ不十分な状況で実施されてきました。しかし、マイクロスコープという歯科用顕微鏡の登場により、一つひとつの処置をていねいに確実に行うことが可能となりました。
  • ラバーダム防湿
    ラバーダム防湿法は、薄いゴムシートに小さな穴を開けて、その部分から歯を露出させて歯科治療を行う方法です。ラバーダム防湿により、唾液中の細菌の根管内への感染を防ぐことが可能となります。無菌的な状態で行うべき根管治療では最も大切なことです。また、誤嚥防止にもつながります。髙井歯科クリニックはすべての根管治療にラバーダム防湿を行っております。
  • 正確な診断が可能な歯科用CT
    歯の構造は非常に複雑です。通常の歯科治療では、単純レントゲン写真による平面的な画像で診断を行い、治療を進めていくことが一般的です。しかし、根管治療では、歯科用CTも併用することで、複雑な根の形態を把握でき、より精密な診査・診断と治療を行うことができます。髙井歯科クリニックは被ばく量が少なく、画像も鮮明な歯科用CTを導入しております。
  • 安全かつ効率的な治療を可能にするニッケルチタン(NiTi)ロータリーファイル
    根管形成は最小限の切削量であることが望ましいです。このために、数多くある材料の中から最適なものを使用しております。
ラバーダム使用の根管治療

外科的手段を用いた根管治療

細菌感染に配慮した精密な根管治療であっても、成功率は決して100%ではありません。根管治療を行ったにもかかわらず治癒しない場合は、次の治療の一手として外科的歯内療法という選択があります。外科的歯内療法には歯根端切除術あるいは意図的再植術があり、いずれも歯の根の先端部分を直接切除し、問題の解決を図ります。
ただし、歯自体が割れてしまっている場合(クラック)は、たとえ外科的歯内療法であっても歯自体の保存が不可能となります。いずれも詳しい検査診断を行い、患者様と相談しながら進めてまいります。

根管治療の費用

根管治療は保険診療と自費診療で行うものがあり、いずれかを選択いただけます。
保険診療の根管治療は、限られた診療時間の中で、ラバーダム防湿下での一般的な根管治療を複数回に分けて行います。
自費診療の根管治療は、60~90分の診療時間の中でラバーダム防湿を行い、マイクロスコープで拡大した拡大視野下で超音波機器などを駆使し、より精密で無菌的に処置を進めます。より徹底した感染管理を行った上、一回の診療で時間を長く確保できるため通院回数を減らすことができます。また、上で述べたような材料、設備、時間、これらの制約を受けることなく、歯を残すためにベストな治療を行うことが可能となります。

神経を取らずに保存するための治療

生活歯髄保存療法

部位 費用
生活歯髄保存療法 前歯 55,000円
小臼歯
大臼歯

根管治療が必要になった方へ

精密根管治療

部位 費用
抜髄
イニシャルトリートメント
前歯 110,000円
小臼歯 121,000円
大臼歯 132,000円
感染根管治療
リトリートメント
前歯 110,000円
小臼歯 121,000円
大臼歯 132,000円

※上記には、検査・CT撮影・隔壁作製・根管洗浄・根管貼薬・支台築造の費用が含まれています。

さらなる治療が必要となった方へ

外科的歯内療法

部位 費用
歯根端切除術

& 意的再植術
前歯 99,000円
小臼歯 110,000円
大臼歯 132,000円

そのほか

費用
根管治療後の経過観察 3,300円/回
プロビジョナル(仮歯) 5,500円/本
治療に関するご相談(2回目以降) 11,000円/時間
(初回の検査やご相談は保険診療 およそ3,000円程度)
クラウンレングスニング 55,000円/歯

髙井歯科クリニックでの根管治療の流れ

1

検査・診断・当院の根管治療のご説明

初めに検査を行い、検査結果、今後の治療方針や治療費用についてご説明いたします。

2

応急対応

痛みが強い場合、まずは痛みを取り除くための応急対応を行います。

3

根管治療開始

ラバーダム防湿とマイクロスコープを使用し、精密な治療を行います。

4

土台の築造

失われた歯の部分を、樹脂(レジン)の材料を用いて補強します。

5

仮歯の作製

根管治療後、状況に応じて治癒を確認するために経過観察を行います。その期間はお食事がしやすいように、仮歯を作製します。

6

補綴治療(かぶせもの)

最終的な補綴物(かぶせもの)を作製し、装着します。

※根管治療後に必要となる精密な補綴治療
無事に根管治療を終えた歯は、補綴治療(かぶせもの)が必要となります。補綴物と歯に隙間が生じてしまうと、厳密に感染のコントロールをして治療した歯に新たな感染が生じ、根の先の問題が再発するリスクが高まります(引用3)。
当院では、信頼できる経験豊富な歯科技工士と連携し、質の高い補綴治療(かぶせもの)を行っております。根管治療を受けた歯が、長く健康に維持できるために最善の治療を提供いたします。

  • 引用1)政府統計の総合窓口 e-Stat
  • 引用2)Factors affecting the long-term results of endodontic treatment. J Endod. 1990 Oct;16(10):498-504. U Sjogren , B Hagglund, G Sundqvist, K Wing
  • 引用3)Periapical status of endodontically treated teeth in relation to the technical quality of the root filling and the coronal restoration. Int Endod J. 1995 Jan;28(1):12-8. H A Ray , M Trope
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