歯周病治療|豊中市緑地公園駅の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

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歯周病治療

歯周病治療|豊中市緑地公園駅の歯医者・歯科|【公式】髙井歯科クリニック

歯周病

歯周病治療

歯周病と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
歯周病は、歯の表面についたプラーク(歯垢)が原因で歯を支える骨が吸収してしまう、歯の周りに起こる病気です。お口の中に不調が無い方は、ご自身にはあまり関係がないものと思われるかもしれません。
しかし、日本の成人のおよそ半数が歯周病であると言われています。(引用1)

こんな症状はありませんか?

  • 歯ブラシや歯間ブラシ使うと、歯ぐきから血が出る
  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 歯ぐきが下がり、歯が長くなった気がする
  • 歯が揺れている、グラグラする
  • 歯が浮いたような感じがする
  • 歯と歯の間に食べ物がつまる
  • 口臭が気になる

歯周病はご本人が気づかないうちに進行していることが多い病気です。
歯ぐきに違和感を覚えたら、お早めにご相談ください。大切な天然歯を守るために今できることがあります。

歯を失う原因第一位は歯周病です

歯を失う原因円グラフ

日本人が歯を失う原因の第一位は歯周病です(引用2)。40~50歳代以降だけでなく、20~30歳代でも歯周病になることもあり、あらゆる世代で予防が大切となります。

歯周病と全身の健康

歯周病は全身の健康とも深い関わりがあることが指摘されています(引用3)。歯周病菌とその菌が産出する毒素が、お口の中から血流にのって全身へと広がると、脳梗塞、心臓血管疾患、糖尿病の悪化などを引き起こすリスクを高めるといわれています。また、早産や低体重児出産のリスクも高くなるため、妊娠を考えられている方にとっても歯周病治療は大切です。歯周病と全身疾患は相互作用で良くも悪くもなります。
つまり、一生涯を健康に過ごすためには、歯周病の治療と予防は、必要不可欠となります。

あなたの大切な天然歯を残すためにできること

歯周病の治療は「患者様自身によるご自宅でのセルフケア」と「歯科医院での専門的な処置」の大きく2つにわけることができます。患者様ご自身によるセルフケアは、毎日の歯ブラシや歯間ブラシです。定期的に歯科医院で歯石を除去していたとしても、日常的にプラーク(歯垢)が歯に残っていると、歯ぐきはいつも細菌に晒されている状態となってしまい、歯周病の治癒は困難となります。
つまり、歯周病治療の主役は、歯科医師や歯科衛生士ではなく、患者様ご自身です!
患者様がご自宅でケアできるコツや方法をお伝えしながら、豊中市の髙井歯科クリニックでは専用の器具でていねいにケアいたします。歯周病の治療と予防は一生涯必要であり、健康に生きるためには欠かせません。私たちは、患者様の一生涯のパートナーとして、どんなライフステージであっても伴走し寄り添い続けます。

歯周病治療

歯周病は、「患者様自身によるセルフケア」と「歯科医院でのプロフェッショナルケア」の2つで治療を行います。

歯周病治療の症例

歯周病治療例①

Before
歯周病症例1治療前
After
歯周病症例1治療後

CASE 50代男性

主訴
全体的に歯ぐきから血が出る、歯が揺れて咬みにくい
治療内容
歯周病治療
治療期間
5ヶ月
費用
約2万円(保険診療負担分)
リスク・副作用
歯ぐきが引き締まったことによる歯肉退縮(審美障害)と、知覚過敏症状が現れることがあります。また、将来的に歯周病は再発するリスクがあるため、3ヶ月に一度の定期検診の受診を推奨しています。

歯周病を徹底して治すための歯周外科治療・歯周組織再生療法

歯周外科治療とは、歯ぐきを切開し通常では器具が到達しない深い部位まで徹底して清掃を行う治療です。状況に応じて、失われた歯の骨や組織を再生させる、歯周組織再生療法が適応となる場合もあります。“歯ぐきを切開する”と聞くと「痛そう」「怖い」など、とても不安に思われるかもしれません。治療を行うにあたっては、十分なお時間を頂戴し、しっかりと麻酔を効かせてから、よりていねいな処置を行います。
院長は、歯科医師を対象にした歯周病セミナーのインストラクターを務めているほか、専門誌への執筆や学会発表も数多く経験しているため、技術面に関してもご安心いただけると自負しております。

歯周外科とは

歯周外科治療では、歯ぐきの中の深い部位まで明示することができるため、通常では取り切れない歯石やプラークを除去することができます。

定期検診について

歯周病治療終了後は3ヶ月に一度のメインテナンス(定期検診)を推奨しています。3ヶ月おきの定期検診を受診するかどうかで、将来歯を失う数に3倍の差があると言われています(引用4、5)。
歯周病は、一度治ったら終わりではなく、非常に再発しやすい病気です。専門的なケアを定期的に受けることで、再発しにくい環境を維持し、もしも再発してしまった場合でも早期に発見し、介入することが可能です。単なる「歯石取り」や「お掃除」ではなく、歯周病トラブルの発症予防や再発防止のために、歯科衛生士による専門的なケアを行ってまいります。

髙井歯科クリニックの歯周病治療の流れ

1

歯周病(歯ぐき)の検査・レントゲン写真撮影・口腔内写真撮影

お口全体の検査を行うことで、歯周病の進行状況や、歯ぐき、骨の状態を把握します。初めの状態をしっかり記録することで、最善の治療方法をわかりやすくご提案することができます。

2

口腔清掃指導

毎日ご自宅で行っている歯ブラシや歯間ブラシの、効果的な使用方法についてお伝えします。
セルフケアへのご助言は、患者様のライフスタイルやお気持ちをしっかり汲み取りながら、決して一方的な指導にならないように心掛けています。そして、患者様の実際の生活に取り入れることができるもので、ご自身でしっかりケアできるようにサポートいたします。

3

非外科的歯周病治療(専用の器具を使った歯石の除去)

歯周病の原因は、歯の表面についた歯石やバイオフィルムです。これらは歯の表面に強固にこびりついているため、歯ブラシだけでは除去できません。担当歯科衛生士により、歯の表面を徹底的に清掃し、腫れや出血がない健康な歯ぐきの状態を目指します。

4

再評価

再度歯周病(歯ぐき)の検査を行い、治療前と比較してどの程度改善しているかを把握します。ここで歯周病が治癒していれば、定期検診へと移行します。軽度から中度の歯周病であれば、ここまでの非外科的な歯周病治療で多くは治すことが可能です。しかし、元々重度の歯周病の場合や、非外科では治りきらない部位に対しては、外科的な歯周病治療が必要になります。
髙井歯科クリニックでは、歯周病が重度に進行した場合にも、抜歯を第一選択とはせずに、歯を残す治療として歯周外科治療を積極的にご提案しております。

5

歯周外科治療・歯周組織再生療法

再評価時に完全に治癒していない部位に対しては、歯ぐきを切開し徹底的な歯の表面の清掃を行う歯周外科治療を行う場合があります。また、骨の状態によっては、失われた骨の回復を目的とした歯周組織再生療法が適応となる場合もあります。

6

定期検診(メインテナンス)

おおよそ3ヶ月に1度を目安に、定期検診の受診を勧めています。

  • 引用1)平成28年歯科疾患実態調査より
  • 引用2)8020推進財団より
  • 引用3)Periodontal manifestations of systemic diseases and developmental and acquired conditions: Consensus report of workgroup 3 of the 2017 World Workshop on the Classification of Periodontal and Peri-Implant Diseases and Conditions. J Periodontol. 2018. Jepsen S, et al.
  • 引用4)Tooth loss in individuals under periodontal maintenance therapy: 5-year prospective study. J Periodontal Res. 2014. Costa FO, et al.
  • 引用5)Oral hygiene and maintenance of periodontal support. J Periodontol. 1982. Ramfjord SP, et al.
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